Nov. 1, ’02
November 1, 2002
Social Issue
今日は高校の授業見学をした。1時間目は、Kevin先生の授業で日本からどうやってきて、 どの位時間がかかったかとか、日本の学校についていろいろ話すことになった。 これが、ホント、朝行って、その場で急に決まるから、う~ん、いかにもアメリカ的、、。 先生達は、We are really flexible.って言っているけど、、、、 急に振られると日本語でだって、びっくりしちゃうよね、、、。
次は、なんと、スペイン語の授業で、「誰が、○○ですか。私が○○です。」 という練習をスペイン語でしていた。
こちらでは、7年生からスペイン語を始めて、7年生は週2時間で、8年生からは毎日になるそうだ。 私が見学したのは、8年生だったんで、去年一年もう勉強した子たちだったので、 結構単語は知っていて、、、私にはチンプンカンプンだった。
次は、サイン、コサインなんていうのをやっている数学で、 むか~し、高校時代にやったことなのに、全然覚えていなかった。 やっぱり語学に限らず何事も続けてやっていないと忘れてしまうものだ。
その次は、Social Issueという授業で、12年生たちが偏見について勉強し終わったところだったので、 日本人は、「偏見についてどう感じているか」と質問され、 特に人種差別についての偏見に関して感じていることを話した。 あと、日本では、最近10代の子供達が、親父狩りのようなことをしていて、 問題になっていることなどを話した。とても興味深い教科だと思った。 BMSでも去年から取り入れだした教科なので、まだ試行錯誤の段階だそうだ。
あと、Mrs. Annの英語のクラスでは、高校生に日本のことを話して欲しいと 急に、またかくのごとく振られてしまった。
まあ、違いを話すのが一番いいと思い、 日本の高校生はたいてい制服を着て通学することや、日本の部活は季節でなく通年であること、 それから、学校の校舎には土足でなく上靴に履き替えて入ること、 たいていの子供が学校のあと、塾に通っていることなどを話してあげた。 みんなすごく驚いていた。
最初は私も緊張したが、結構、思いのほかうまく話せたんでほっとした。
ってことで、高校生とは、いろいろな意見交換ができて有意義な一日でした。
夜は、その高校生たちによる、マイフェアレデイのMusicalが学校であり Bethと娘の3人で見に行った。一人の男の子が歌もダンスもうまくてとてもよかった。
高校生のSocial Issueのレッスン風景
November 2, 2002
3-D Geometric Origami
昨日、ArtのMrs.Peacheyが3-D Geometric Origamiの本を貸してくれた。 Mrs.Peacheyは、折り紙を持っていて、高校生の中には、 折り紙を美術の授業中に折っている生徒もいて、びっくりした。
あと、書道の筆も20本位あって、これまたびっくり。 これで書道のレッスンはなんとかなりそうだわ~。 さて、折り紙なんだけど、アメリカの美術画材のカタログに出ていて、こちらでも買えるそうだ。 結構今は、折り紙を知っている人がアメリカでも多いようで、 ステイ先の男の子も帽子の折り方を知っていた。
3-Dの本は日本でも、小さな書店には置いてなくて私ももっていなかったので、早速家で折ってみた。 やりだすと結構これがはまってしまって、今日の午後は、ずっとこれをやってすごした。
Ornamental Ball Moduleというのに挑戦したんだけど、 12枚を組み合わせて作るっていうのなんだけど、苦労した甲斐があって結構いいものができた。
いよいよ来週の月曜日から、私の授業が始まる、、、。ちょっと緊張しちゃいそうです、、、。 でも、楽しみです!!
今日のランチはバーガーキングだった。20数年ぶりのバーガーキングだった。 やっぱり、バーガーキングは、マックよりずっとおいしい。日本にもできればいいのになぁ? (って、東京にはひょっとしたらもうあるのかもね、、、。)
あとは、明日の結婚式に着るドレスを買った。Celina★のを探していたら、同じ子供売り場に 私が着られそうなサイズがあったんで試着したら、ぴったり、、、。 結局Celina★にせがまれて、娘とをお揃いのドレスを買うことになった、、、。
明日の結婚式は、Celina★にとっては初めての経験なんで、楽しみにしているようだ。
November 3, 2002
Wedding
今日は、Bethの妹のJenniferの結婚式。
妹さんがいつも通っている教会で、身内とお友達だけをよんでのちょっとした結婚式だった。 式を挙げてくれる司祭も、ずっとその教会で妹さんの成長を見てきてくれた人だということで、 本当に心の通った結婚式という印象だった。
私は、Celina★とお揃いのドレスを着て、午後2時からの式に参列した。結婚式のレセプションには、 20数年前にアメリカに来たときに参加したことはあるのだか、式そのものに参加するのは初めてだ。
知り合い同士の手作りの結婚式といった感じでとてもよかった。 最近の日本のチャペル結婚式とかって、別にキリスト教の信者でもないのに、 結婚するときだけ、教会で式を挙げるというのが殆どのようで、今日の結婚式と比べると、 そうした日本の結婚式に、とても違和感を感じた。
日本に住んでいる知り合いの外国人なんて、よくそうした結婚式の司祭役をアルバイトでしていた。 全然キリスト教徒でも、教会の司祭でもないのに、外国人が片言で誓いの言葉を 新郎新婦に言わせるのがカッコいいということらしい。
実は私の家のある街にも、最近、すごく立派な教会風の結婚式場 (でも外からみるとどうみても教会)ができた。 すごく大きくて荘厳な感じさえする教会なんだけど、あくまでも結婚式場なんで、 本当の神父さまとかはいない。 結婚式も、派手なもので、式後に、リムジンで新郎新婦を迎えに来るなんていうサービスもある。 日本人は無宗教とはいっても、なんだか、こういう式には???だ。
でも、そう思いながらも、そうした雰囲気にあこがれる若い女の子の気持ちもわかる自分もいる。 なんだか、無宗教である自分がすごく恥ずかしいような気がした。
式では、テレビドラマの結婚式によく出てくる、「I do.」の台詞が生で聞けた。 さすがに、生「I do.」には感動した。
Celina★は花嫁の投げたブーケをとり損ねて少し機嫌が悪かったが、 まあ、Celina★にはちょっと早すぎるよね、、、。
ということで、いろいろなことを考えさせられた結婚式でした。
新郎新婦が誓いの言葉を立てた祭壇の写真。 実際に式が行われたときには、後ろのチャンドル全てに明かりがともって 質素ながらも厳かな式でした。
November 4, 2002
My First Lesson at School
いよいよ今週から折り紙を小学校で教えることになった。
とりあえず、今日は、Pre-schoolで20分だけ教えるだけだったので、 初めてのレッスンとしては、ちょうどいい感じでよかった。
子供達が小さいっていうことで、今日は、犬を一緒に折ってみた。 11人いたので、ちょうど11色の違う色を用意して、色と形の勉強をしながら教えたんだけど、 4歳の子供達は、、、ホントかわいかったわ~。
やっぱり一人で折るのは難しかったみたいで、結構手伝ってあげたけど、 いい思い出になってくれるとうれしい。
明日は、小5と幼稚園の子供達だ。 小5の子供達には、飛行機と鶴の折り方を教えてあげるつもりだけど、どうなるかしら?
今日から、自分が作業する部屋ができたので、日本の小学生の一日を追った写真を貼る準備を始めた。 明日には完成できるといいけど、、、。
左の2列が、この日のPre-schoolの生徒が作った作品。 右の1列は、他の曜日のPre-schoolの生徒による作品。 ここの学校のPre-schoolは、週2日制で、 月・木に登校するクラスAと火・金に登校するクラスBの2つのクラスがあった。
November 5, 2002
Paper Airplane
今日は、G5の生徒達に折り紙を教えた。 始めに紙飛行機を一緒に折って、男女別で遠くまで飛ばす競争をさせたんだけど、 これが結構面白かった。それぞれの優勝者には、折り紙で折ったメダル(?)をあげた。 うらに、日本語で「おめでとう」と日本語で書いてその下に私の名前を漢字で書いたあげた。
こっちで日本語を書くと、何故か、みんなにCoolと言われる。 日本じゃ、会社名とか、やたらとカタカナやアルファベットになって、それがCoolなのに、 まったく逆だから、面白いなぁと思った。
その後は、鶴を一緒におったんだけど、やっぱり鶴はちょっと難しかったようだ。
Kinderでは、猫を折った。Pre-schoolで折った犬より、ちょっとだけ折る回数が多いんだけど、 まあ、まったく同じものを作るより面白いと思って、学年で少しずつ違うことを試している。
夜は、ちょうど州知事の選挙があったので、どんな風に選挙をするのか見たかったんで、 一緒に着いて行った。まあ、日本の選挙風景と殆ど一緒だったけど、 記入をするためのブースにカーテンがついていたのと、 あと、選挙立会人の人達のテーブルの上に手作りのお菓子がおいてあったところが、 日本とは違うところだったかな?
その後、教会の歌の練習に一緒に参加した。教会の歌を歌うと、 何故か心が洗われる思いがするから不思議だ。
こちらの人たちは、ホント、教会を中心に生活が成り立っている感じで、 教会の施設も充実していて驚かされる。託児用の部屋から図書室まで教会にあるから、 子供達も楽しめるようになっている。
日本のCelina★の幼稚園の牧師様が、いわゆる先進国の中で日本はキリスト教の普及率が 一番低いと嘆いておられたけど、やはり社会全体の受け入れ方が、こちらは全然違って驚かされます。
紙飛行機競争用に折った折り紙の紙飛行機
November 6, 2002
My First Lesson at Celina’s Class
今日は、Celina★のクラスでの初めてのレッスンで、少し緊張した。 といっても、Celina★は一番後ろの席だったので、殆ど視界に入らず、 まあ、普段どおりできてよかった。
こちらの生徒は、折り紙を教えると、殆どの子が、大きな声で、Like this?と見せてくる。 まあ、人数が少ないからいいけど、うまくできない子のを一緒に作らないといけないから、 日本のように、30人~40人もいたら大変だろうなぁと思った。
ひとつ失敗だったのが、始めに新聞紙でかぶとを作ってしまったことだ。 次に作った朝顔の紙がいやに汚れているなあと思ってよく考えたら、 みんな新聞紙のインクが手についていて、それが色紙にうつってしまっていたようだ。 途中でも仕方がないので、手を洗いに行かせたので、結構な時間のロスになってしまった。 明日からは、かぶとは最後におるようにしようと思った。
こちらの新聞は、日本のより、何故かインクが手につきやすい。印刷の技術が違うのかなぁ?
夜は、また教会の歌の練習にBethと一緒に参加した。 クリスマスで歌う歌の練習だそうだが、結構難しい歌だった。 自分で折った朝顔の作品を持ったお友達
November 7, 2002
Another Origami Lesson
今日は3年生の生徒達に折り紙を教えた。
3年生は、「かぶと」と紙飛行機にして、紙飛行機の競争を今日もしてみた。 女の子は、カサンドラ、男の子はフィリップが勝った。クラスのこの名前をなかなか覚えられない。 やっぱりアメリカ人の名前はなじみがないからか、なかなか覚えられない。 それに、同じクラスに行くのは今日が2度目で、教えるのも初めてだから仕方がないんだけど、 早く覚えないと覚える頃に帰国ってことになってしまいそうだ、、、。 昔は、名前を覚えるのがすごく得意だったのに、、、。
今日3年生の生徒の一人が、去年ラボの生徒をホームステイで受け入れたといって、 そのラボの生徒が置いていったファイルを見せてくれた。 そのほかにも、ラボでホームステイの子供(日本人)を受け入れたことがあるという話を この地域では何度か耳にしている。 結構、この地区ではラボのホームステイの学生をずっと前から受け入れているようだ。
こちらに来てどうしてもなじめないのは、やっぱりおトイレ。 高校のトイレなんて隙間が広くて覗いたら絶対丸見えっていうつくりになっているし、 学校や公共の場のトイレのドアは下までなくって、下が開いている。
また、アメリカの家庭では、ドアが開いていれば、誰も入ってないっていう意味なんで、 出るときは必ずドアを数センチは開けておかないといけない (しまっていると誰かが入っているという意味になるらしい)んで、、、、 その辺が、ホームステイの経験は何度もあるけれど、 いつもドアをきっちりしめてしまう習慣のある日本人にはどうしてもなじめない。
3年生の担任のBethと生徒達
学校のトイレです。このように下が開いているのが普通です。
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